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COLUMNプリンター・複合機の機能の違いとは?導入を決めるポイントを解説

2024.01.30

ご自分のオフィスにはプリンターと複合機、どちらが合うか分からず悩んでいる方はいませんか。
一見似ているようなプリンターと複合機ですが、実は多くの違いがあります。

メリットやデメリットもそれぞれ異なるため、特徴をつかんでオフィスに合う商品を選ばなければなりません。
本記事では、プリンターと複合機の違いは何か、また選ぶときのポイントを解説するのでぜひご覧ください。

プリンター・複合機の機能の違いとは?導入を決めるポイントを解説

プリンター・複合機の違いとは何か解説

プリンター・複合機の違いとは何なのでしょうか?
ここでは、搭載機能やその他の違いを紹介します。

まずは、比較表をみてみましょう。

メリット

デメリット

プリンター

全体的なコストが安い

レーザープリンターが多く印刷が早い

スキャンやFAXができない

便利機能が搭載されていない機種が多い

複合機

スキャンやFAXを利用できる

対応している印刷紙の種類が多い

機能が多く便利に使える

価格はコピー機より高い

ビジネス用大型機は置き場所に困りやすい

以下から始まる詳しい解説を読んで、プリンターと複合機の違いとは何かぜひ理解を深めてください。

プリンターは印刷機能のみを持つ機材

プリンターは、印刷機能のみに特化したオフィス用品です。
パソコンやメモリーなどのデータを転送し、印刷する役割を担えます。

レーザーやインクジェットなどの種類があり、単一機能のため価格もリーズナブルなのがメリットです。
機能が多くないため、消費電力も低く全体的なコストが低いのも魅力です。

ビジネス用プリンターにおいては、現在レーザープリンターが主流となっています。
素早く印刷ができるレーザープリンターを低価格で購入できるため、印刷速度を速めたい方にもぴったりでしょう。

なお、プリンターはポスター印刷や、パソコンから送信された文書を大量に印刷する際にコストを抑えるのに適しており、大量の印刷が必要な場合には有用です。
しかし、スキャンは一切できないため、アナログ書類をスキャンして取り込みたい方には適していません。

複合機はスキャンもコピーもできる万能型の機材

一方の複合機にはスキャン機能が付いており、アナログ書類を取り込めます。
以下の機能がすべて搭載されている万能タイプのため、印刷だけでなく書類の取引先転送にも便利です。

・コピー
・プリント
・スキャン
・FAX

高性能タイプには書類を綴じ込み機能や、スマートフォンの書類を受信できるbluetooth機能などが搭載されていします。

コンビニにある大型のビジネス複合機なら、スキャンした文字をドキュメントに変換するようなハイテク機能も使えます。
両面印刷やページ集約、スリープモードなども標準搭載されていることが多く大変便利です。

しかし、複合機はプリンターよりも価格が高い傾向にあります。
印刷スピードを重視しつつ、予算を抑えたい方には向いていません。

プリンターと複合機どちらにするか決めるポイントとは

プリンターと複合機どちらにするか決めるポイントは、以下の5つです。

・印刷の速度を重視するかチェック
・スキャンや転送などの機能をチェック
・印刷する紙の大きさをチェック
・印刷物を何に使うのかチェック
・印刷の速度を重視するかチェック

各ポイントを、詳しく解説します。

印刷の速度を重視するかチェック

印刷速度を重視する場合には、レーザー系の機材を選んでください。

複合機でレーザーを選択すると、コストはかなりかかってしまいます。
そのため、低コストで印刷速度を重視するなら、プリンターを選びましょう。

大型の複合機を買う場合には、予算を十分に用意してから導入しましょう。
必要に応じ、オフィス用品のレンタルを検討するのも予算を抑えるのに役立ちます。

スキャンや転送などの機能をチェック

自社オフィスでスキャンや転送などの機能が必要かを確認してから、機材は買うようにしましょう。

アナログ書類のスキャンや、FAXする機会がないならば、プリンターを選んだ方がコストを抑えられます。
抑えたコストでよりハイクラスなレーザープリンターを購入すれば、余計な機能を搭載せず印刷速度の向上がはかれるでしょう。

印刷した書類をスキャンしたり、先方からの書類に何かを書き入れして転送したりする必要があるならば複合機を選んでください。
特にビジネス用大型複合機は、両面印刷やページ集約、スリープモードなども標準搭載されていることが多く便利です。

アナログ書類のドキュメント化や、Wi-Fi接続機能なども搭載されているものもあります。
複合機を選ぼうとしている方は、自社に必要な機能を見極めて賢く買い物をしましょう。

印刷する紙の大きさをチェック

印刷用紙のサイズが大きく、かつコストを抑えたいならば、複合機ではなくプリンターを選んでください。
恒常的に印刷した紙に書き込みなどを行い、スキャンし返送する必要がないならば、プリンターで機能は十分です。

A3サイズなどの書類は、キンコーズなどでもスキャンできます。
必要に応じ、ビジネス印刷専門のお店を使うのもよいでしょう。

A3以上の書類を印刷する機会が多く、FAXやスキャンが必要な場合には複合機を選ぶべきです。
大型書類を定期的に印刷する機会があるなら、ビジネス用複合機の購入も検討しましょう。

印刷物を何に使うのかチェック

ビジネス用プリンターでよくみられるレーザー印刷は、上質紙や光沢紙、マットコート紙に対応していない可能性があり、注意が必要です。
用途に合わせプリンターを選択すれば、適切なコスト・仕上がりの印刷物を得られます。

プリンターで十分

・モノクロのビジネス書類

・会議用に使う自社用レジュメ など

複合機が必要

・顧客用のチラシやはがき

・自社アピール用のポスター

・営業用のダイレクトメール など

上記の表を参考にして、自社に必要なのはプリンターか複合機かを見極めてください。

まとめ

プリンターと複合機の違いとは何かを、本記事では解説しました。
プリンターは印刷に特化した機器であり、複合機はスキャンやFAXなども使用できる万能機材です。

事務所にどちらが合うのかを確認し、ぴったりのオフィスプリンターまたは複合機を選びましょう。

メタディスクリプション
プリンターと複合機の違いは何かや、選ぶときのポイントをこの記事では紹介します。それぞれの機材のメリット・デメリットやおすすめの方の特徴も解説しました。ご自分のオフィスに合ったプリンター、または複合機を選びたい方は必見の内容です。

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