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COLUMN給紙機とは? | 特徴から使い方の手順まで詳しく解説!

2023.04.30

本記事では、用紙を効率的に印刷するための「給紙機」について詳しく解説します。
機械の種類や使い方・注意点などを理解すれば、印刷作業をスムーズに進められるでしょう。

また、紙詰まりや故障のリスクを減らす対策として、給紙機のメンテナンス方法なども紹介しています。
印刷作業に携わる方は必見の内容です。

給紙機とは? | 特徴から使い方の手順まで詳しく解説!

給紙機とは?

給紙機は、大量の用紙をすばやく印刷できる現代には欠かせない機器です。
給紙機の上に紙をセットすれば、自動的に紙の補充が可能になります。
これにより、印刷作業の生産性が飛躍的に向上するでしょう。

また、給紙機にはさまざまなタイプがあります。
例えば手動で紙を補充するタイプや、大量の紙が自動的に補充可能な給紙機です。

給紙機の種類

給紙機には、手動給紙機と自動給紙機の2種類があります。
それぞれの特徴を解説していきます。

手動給紙機

手動タイプの給紙機は、機械に紙をセットしたあと、手動で供給する機器です。
上記の機械は小規模な印刷には適していますが、印刷ジョブの量が多い場合には、自動給紙機のように大量の紙が補充できる機器が向いています。

手動給紙機には、印刷機に合わせた紙の種類やサイズに合わせて調整が必要です。

自動給紙機

自動給紙機は、自動で紙補充が可能なため、枚数が多い場合に効果を発揮します。
こちらの機械では作業が途切れないため、作業者が用紙を補充する手間がありません。

さらに、手動とは異なり大量の紙を保持できるため、大規模な印刷作業に適しています。
そのため、自動給紙機は多くの印刷業者に必要不可欠な機器の一つです。

給紙機の使い方4つの手順

給紙機は正しい手順で使用しないと、機械トラブルや故障の原因になります。
ここでは、給紙機を使う際の手順を紹介します。

1.給紙機に紙をセットする

まず最初に、給紙トレイへ紙をセットします。
紙が曲がっていないか注意しましょう。

紙が曲がっていると、紙詰まりや機械の故障の原因につながります。

2.用紙の種類やサイズを確認する

紙を機械にセットする前に用紙の種類やサイズが適合しているか確認してください。
これは、印刷品質を確保し、機械の故障を防止するために非常に重要です。

機械への適合などについては、取扱説明書を確認しましょう。

3.印刷する内容をデータ入力する

印刷する内容をデータ入力します。
印刷の過程では、用紙が送りだされてから文字や画像が形成されます。
そして、出力された紙は機械から排出され、必要に応じてカッティングや穴あけが行われます。
このようにして、事前にデータを送ることにより出力物の作成ができるのです。

4.印刷がスタートする

すべての準備が整ったら、印刷をスタートさせます。
もしも、途中で紙詰まりが発生したら、紙詰まりの原因を取り除き印刷を再開させます。

給紙機を使う際の4つの注意点

給紙機は、正しい使い方をしないと故障やトラブルの原因になる可能性があります。
正しく使用するには、以下に紹介する4つの注意点の理解が必要です。
一つずつ解説していきます。

1.紙の種類に合わせて機械の調整を行う

給紙機に用紙をセットするときは、紙の種類に合わせて機械の調整を行います。
用紙を整えずに配置すれば、紙詰まりや機械トラブルの原因になります。
用紙を整え、配置する紙の枚数は紙の種類に応じた適切な量にしましょう。

2.送信するデータの印刷設定を確認する

印刷する内容をデータ送信する際には、設定の確認が重要です。
これにより、エラーや再印刷の回避ができるからです。
印刷プロセスを開始する前に、詳細設定を確認しておくとよいでしょう。

3.定期的な手入れとメンテナンスを行う

機械を長く使い続けるためには、定期的な手入れとメンテナンスが必要です。
こまめなメンテナンスを繰り返すことで、長期間にわたる活躍が期待できます。

4.機械に手を挟まれないように注意する

機械を使うときには、常に安全に注意してください。
機械に手を挟まれる危険性がある場合は、特に慎重に行動する必要があります。
また、機械を使う前に取扱説明書を確認し、危険個所を理解するとよいでしょう。

機械の使用方法を理解すれば、事故を未然に予防できます。
また、作業する際はまわりの人々にも十分な配慮が必要です。

まとめ

本記事では、効率的な印刷をするために必要な給紙機について、その特徴や使い方、注意点について詳しく解説しました。
今回紹介した給紙機の使い方などを理解すれば、効率的で品質の高い印刷作業が可能となります。

ぜひ、給紙機を利用して、快適な印刷作業を行いましょう。

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